・2019年10月4日、滋賀県竜王町へフクユタカ大豆(竜王町稲作経営者研究会さん)の育成状況確認を行いました。今回は竜王町稲作経営者研究会さんの臼井会長と事務局の園田さん、グリーン近江農協伴さん同行のもとフクユタカ大豆圃場説明をして頂きました。正式な栽培面積数値ではありませんが、2019年度産フクユタカ大豆栽培面積は67.38haでした。弊社希望の70ha以上には届かず今後の課題でもありますが、後は自然災害がなく順調に刈り取りまで行う事が出来れば最小限での足らず分になるかと思います。できる限り竜王町産フクユタカで年間製造が出来る様に、竜王町稲作経営者研究会さんとグリーン近江農協さんと弊社で取組んでいく所存であります!!
今回の訪問前に竜王町地区で竜巻(ダウンバーストの様な)・ヒョウ(30分程)が発生し家屋はもちろん農作物にも大きなダメージを与えていきました。フクユタカ大豆は特にヒョウで大豆の葉に穴が開いてしまいました。葉に穴が開くと成長も止まりやすくなり、菌も入りやすくなるそうです。更に竜巻で苗が傾いてしまいましたが、倒伏まではいかずなんとか日光の力で傾きも回復すればと願っております!!また、2019年度産については丁度播種時期(7月20日前後~)に雨が多く播種ができない生産者もあり播種適期の圃場と8月以降での播種の圃場では苗の背丈の長さが歴然と違っており、8月以降の圃場の苗は短めでもさやがもう付いており品質・等級に影響を及ぼす恐れがあります。何とか弊社大豆基準規格の中粒・3等以上にまで成長して欲しいです!!今年も天候不順に悩まされ播種時期の長雨・育成途中での雨不足(葉が黄色く焼けています)等が起こっていますが、竜王町稲作経営者研究会さんは諦めずに一緒に弊社と取組んで頂いています!!大豆の反収が減る事や農作業内容が増えること等は農家経営にとってはとても深刻な問題になってきます。こういった事も食べる方々に知って頂きたいと切に願っており微力ながら弊社でも情報発信できるように取組んでいきます!!