>

ブログ

  • 豆伍心について
  • 商品一覧
  • こだわり
  • 製造工程
  • レシピ
  • 会社概要
  • お問い合わせはこちらから 072-685-0600 受付時間8:00~17:00(定休日:木曜日)
  • ご注文はこちら
2019年9月7日(土)に三倉産業株式会社主催の「第7回三倉産業クロップツアー」に参加してきました

②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪①

12131415161718192021222324

・2019年9月7日(土)に三倉産業株式会社主催の「第7回三倉産業クロップツアー」に参加してきました。三倉産業は仙台の大豆卸問屋で大阪の豆腐組合の豆腐屋さんに仙台の大豆「ミヤギシロメ」を卸しています。弊社とは取引はありませんが昨年に弊社が豆腐組合に加入した時に知り合い、今回は東北の大豆の勉強ということで仙台の特別栽培をしている圃場を見学させてもらいました。まず向かったのは仙台市泉区にある乾燥施設を見学しました。伺った乾燥施設ではミヤギシロメのみ受け入れていて施設内で乾燥、選別調整が行われ、あまり使うことがないらしいですが汚粒の研磨機やコンタミ防止として各工程、エアー洗浄でロットごとに完全に分けることができるようになっていて設備や管理もしっかりとしているなと感じました。続けてミヤギシロメと茶豆の圃場見学です。今回お伺いした農家さんではミヤギシロメ、茶豆どちらも特別栽培です。播種が6月初旬で収穫が11月中旬くらいで私が行ったときは生育最中といったところで青々としていて密播栽培でもあったので竜王のような見慣れた景色でした。こちらの農家さんも除草剤は環境ホルモン物質が入っていないものを使用しています。密播栽培のため栽培期間中は中耕培土をしませんがつる性の雑草が生えてくるので手作業で草抜きとしているそうです。また、播種の時期が梅雨入りと重なり天候により作業が遅れがちになることもあるということでこの点も竜王の播種を知っているだけに大変さがよく理解できました。その後、昼食を挟みJA仙台の直売所の視察と仙台農協が東日本大震災以降、大豆を扱った取組み活動の話を聞かせてもらいました。仙台農協では震災からの復興で最初に作付けしたのが大豆だということや大豆の作付けや収量の割には宮城県民も含め認知度が低いということで仙台の大豆の魅力をもっと伝えたいという想いから「仙大豆プロジェクト」を始め、お菓子を中心とした大豆食品の開発と普及活動を行っています。話の最中に乳製品を使わない大豆100%のヨーグルトを頂きましたが普通のヨーグルトと何ら変わりなくミヤギシロメの甘さもあってとても美味しかったです。今回は主原料の大豆の勉強ということで弊社が取り扱っている品種ではありませんが懇親会では東北の豆腐屋さんと話す機会もあり、改めて豆腐製造の面白さを感じました。ありがとうございました。(小西歩)