・2018年3月22日に滋賀県竜王町稲作経営者研究会さんとグリーン近江竜王支店さんと弊社の合同会議・懇親会を行いました。その年収穫したフクユタカ大豆の出来栄えや状況・結果報告や実需者として弊社が使用した大豆についての状況・結果や次回取組み等を毎年この時期に話し合いを行っています。まず、初めに竜王町稲作経営者研究会さんの役員改選にともない今年から臼井会長が就任されました。臼井会長とは一番初めから弊社取組みに関わっている方で、今後も引き続きより良き関係性を築いていけると考えています。また、臼井会長の初めのご挨拶の中で先日開催された生活クラブ大阪さんの春のつどいで、弊社が記載した竜王町大豆に対する想いの一文を紹介して感謝に尽きると言って頂きました。私共も2010年から一緒に取組ませて頂き同じ様な考え・想いで行ってこられた事に感謝しています。本当に有り難うございます。
・平成29年度産竜王町フクユタカ大豆については台風被害が目立ち、特に10/23・29の台風21号・22号の影響によりほ場が冠水・浸水の被害を受けたほ場で倒伏も発生しました。また、冠水・浸水被害を受けた地域を中心にカビ粒や腐敗粒の発生による収量・品質低下が顕著に見られ、稲作経営者研究会さんも通常は良い大豆から少し悪い大豆が出る作業が、悪い大豆の中から良い大豆を選び出すという作業効率・手間暇がかかる作業になりました。収穫データからも昨年は弊社規格外(合格・小粒)は収穫量全体の7.5%でしたが、平成29年度産大豆については30.9%と異常的なロスになっています。更に栽培面積は昨年の96.3%に関わらず弊社品質に見合った大豆はわずか56.5%(前年比)です。したがって、弊社年間フクユタカ大豆使用分の半分程度しかなく、足らない分についてはとても残念ですが竜王町以外のフクユタカ大豆を確保する予定になっています。
・その様な中でも自然災害に屈せず、平成30年度産フクユタカ大豆についても今まで通り弊社年間フクユタカ大豆使用分の確保を目指し、環境へ配慮した環境こだわり農法で今年もまた環境ホルモンが入っていない除草剤を全ほ場使用して「安心」・「安全」なフクユタカ大豆を栽培して頂きます!!また、大豆品質についても土壌作り・収穫時期・大豆乾燥方法・大豆保管方法等色々な側面から少しずつ見直していき、今後も「豆腐・揚げが美味しくなる」とても貴重な大豆を農協さんを含めて皆で一緒に取組んでいきます。また、食べて頂いている皆様方のご利用によりこの繋がりと想いは途切れません!!食べる方も一緒です♪♪今後とも宜しくお願い致します!!