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2024年6月12日に豊中市千里文化センター「コラボ」にて生活クラブ生活協同組合大阪:千里ブロック主催の豆伍心生産者交流会に参加してきました。

・2024年6月12日に豊中市千里文化センター「コラボ」にて生活クラブ生活協同組合大阪:千里ブロック主催の豆伍心生産者交流会に参加してきました。開催目的は豆腐について学び、利用結集に繋げていくということです。当日は地区委員や一般の組合員も含めて25名の参加となりました。

交流会の内容は①会社沿革の説明②動画で豆腐・揚げ製造の説明③食べ比べ実験➃質疑応答⑤試食・交流会となります。①では理事の谷田さんに説明してもらい私が補足説明を行って弊社の立ち上げ当時の話をメーンに行いました。②は過去に私が行ったオンライン学習会で使用した動画で製造の一連の流れを知ってもらうことでどれだけ手間を掛けて製造しているか説明しました。③では弊社の豆乳を使用して天然にがりと硫酸カルシウムで凝固剤が変わるだけでどれだけ味が変わるか体験し、凝固する仕組みも説明することで硫酸カルシウムを使用した安価な豆腐と弊社の豆腐の違いも知ってもらえました。➃では保存方法や消費期限についての質問、油の品質についての質問がありました。いずれも菌検体に出して問題が無いこと、生活クラブと同じ品質の油を使用していると回答させてもらいました。⑤は当日参加の組合員による弊社消費材レシピで『白和えの素を使った白和え』、『鍋の素で味が決まる!塩麻婆豆腐』、『豆乳スープ』、『お湯を注ぐだけみそ汁』、『罪悪感なし!豆腐トリュフ』となります。テーブルに並べられた料理を見て主菜に副菜、汁物にデザートまで全部揃ってるやん!と私も含めて大興奮!!皆さんと一緒に話をしながら頂きましたがめっちゃおいしかったです!ありがとうございます。

その後は片づけを手伝い、利用普及のお願いもしながら会場を後にしました。短い時間でしたが私の話をしっかり聞いてくれてありがとうございました。弊社もおいしい豆腐・揚げ製造に取組んでいきますので普及活動よろしくお願いします。(小西歩)

2024年6月5日に新潟県上越市頸城にエンレイ大豆の播種見学と交流会を行いました。

・2024年6月5日に新潟県上越市頸城にエンレイ大豆の播種見学と交流会を行いました。普段の産地訪問では午前中に播種作業を確認しているだけでしたが今回は代表の大瀧さんにお願いをして1日作業のお手伝いをさせて頂きました。当日は朝の10時に大瀧農場に到着しましたが大瀧さんはすでに作業に入られていました。合流後、手伝いながら播種作業を見学しました。天候も良く、どんどん播種作業を進めていく大瀧さんですが休憩を取る時には額に汗を浮かべていました。ずっと外にいた私は日差しがあるものの、風が冷たいので気持ちが良いくらいでしたがトラクターを運転している大瀧さんは風が入ってこない上にトラクターの冷房も温い風しか来ないので暑い!!と仰っていました。この日は朝の8時前から夕方までずっと播種作業を行ってきましたが1日中暑いトラクターの中で作業することを考えると大変な作業だと思います。本当に感謝です、ありがとうございます。

夜の交流会では従業員の佐藤さん、お手伝いの渡部さんも合流して色々話を聞かせて頂きました。去年の集荷実績が散々な結果なだけに今年は大瀧さんの気合の入り方が尋常ではなく、作業で使う機械の部品も新調し、コンバインも1台購入して「去年の分も取り戻す!!」と意気込んでいたので秋の収穫が楽しみになってきました。また、話の中では大豆の選別では等級・等級外にならない2番大豆と呼ばれるものがあり、形が丸くないだけで品質上は問題ありませんが検査も通らないので屑大豆として扱っているので豆伍心の方で使えないかと打診がありました。弊社としてはまずはテスト加工して豆腐が造れるか?その後も保管の問題もあるので即答は出来ませんでしたが試してみる価値はあるかと感じました。

大瀧農場周辺の農家さんも大豆を作っているところはありますが大瀧農場は他の農家さんとは段違いの面積で大豆栽培をされています。前述しましたが去年の結果が良くなかっただけに今年は大丈夫かな~?と思っていたので大瀧さんのこの意気込みは本当に弊社としてもありがたい限りです。播種作業は順調に終われそうと仰っていたのでぜひとも今年は何事もなく収穫を迎えられたらと思います。

次回は新車のコンバインを見に秋の収穫時にお伺いしたと考えています。今回は大したお手伝いもしていないのに私の要望を受け入れてくれてありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。(小西歩)

※用水路の写真は73歳の大瀧さんが軽々とジャンプで飛び越えていたので思わず撮ってしまいました。

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2024年6月3日大阪中央公会堂にて生活クラブ生活協同組合大阪様の総代会後に弊社の学習会を開催して頂き参加してきました。

2024年6月3日大阪中央公会堂にて生活クラブ生活協同組合大阪の総代会後に弊社の学習会を開催して頂き参加してきました。今回はオンライン学習会で使用した動画を見ながら元豆腐屋で今は生活クラブ大阪の地区委員をされている永田さんと私で対談しながら説明しました。動画の内容は豆浸けからの製造工程です。対談の内容は製造中の泡取りや冬場の豆腐のパック詰めの大変さ、油揚げで時間を掛けて揚げている点・揚げている量など手間の掛かる部分をメーンに永田さんと楽しくやり取りしながら行いました。終始、永田さんにリードしてもらいましたがガチガチに緊張してしまいました。なので豆腐の利用を増やしてもらいたいことをメーンに話をしたかったのですが最後の方で少ししか出来なかったのでそこは少し反省です。最後に参加してくれた組合員が寄せ書きをして頂いて「これが今年の豆腐利用普及に対して組合員の意気込みです!」と頼もしい言葉とともに受け取りました。組合員から受け取った想いに応えるために今後も美味しい豆腐・揚げ製造に努めていきます。

※寄せ書きは弊社会議室に貼りました。

相変わらず写真を撮るところまで頭が回らなくて最後に永田さんとツーショットで撮らせていただきました。楽しかったです。ありがとうございました!(小西歩)

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2024年4月15日(月)に弊社事務所にて生活クラブ奈良の職員研修を行いました。

・2024年4月15日(月)に弊社事務所にて生活クラブ奈良の職員研修を行いました。今回は生活クラブ奈良で春の拡大キャンペーンに弊社の絹ごし豆腐を使っていただけることになり、それに先駆けて生協の職員の方に弊社のこだわり、製造風景を見てもらいました。

内容は①工場見学②事務所にて座学(弊社製造&原料のこだわりや取組等の説明、凝固実験)③試食&質疑応答となります。工場見学と座学では市販の豆腐がなぜ食品添加物である消泡剤を使用しているのか、消泡剤を使用していないとどれくらい手間が掛かるのかなどの話をさせて頂きました。試食では絹ごし豆腐を事前にペーパータオルで水切りしてそのまま冷奴で食べてもらいました。パックから出してすぐだと水っぽく感じることもありますがほんの少しひと手間を加えるだけで弊社の寄せ豆腐の食感に近くなります。もちろん、豆腐の甘みもしっかり感じることが出来るのでおすすめです。それともう1品、絹ごし豆腐の黒蜜きな粉がけも試食してもらって色々な食べ方があることも知ってもらえました。質疑応答でも皆さんからたくさん質問して頂いて予定時間を少しオーバーしてしまいましたが私にとっても有意義な時間となりました。ただ若干、緊張気味で自分の中ではあまりうまく伝えきれなかった部分もあったので反省点として次回に活かしていきます。今回、参加された職員の皆さんの頑張りに応えるためにもより一層おいしい豆腐・揚げ製造に取組んでいくので今後もよろしくお願いします。ありがとうございました!(小西歩)

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2024年4月4日に豆伍心・滋賀県竜王町稲作経営者研究会・JAグリーン近江の3社合同会議を行いました。

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<JAグリーン近江竜王営農振興センターが資料を基に報告>

・令和5年産は生育期間中で暑い日が長く続き、ヨトウムシの発生があったことで中粒が多くなる。豆伍心品質基準(等級:3等以上、粒の大きさ:中粒以上)で3,495袋となる。

⇒豆伍心の年間使用量3,600袋には届いていませんが不足分は前年の残りで賄うことで1年間全量稲研の大豆で製造できる見込みとなる。

・令和6年産フクユタカ作付面積(予測)については予測値では82haとなっているがすべてがフクユタカを播種できるわけではない。水路関係を避けながら作業効率も考慮して決めている。

⇒令和5年産が天候不順などの原因はあるが76haで豆伍心の年間使用量に届かなかったことから令和6年産の作付面積を75haと希望する。例年通り、稲研会員中心に作付面積の呼びかけをして不足の場合は稲研会員以外の農家にも依頼して作付面積確保を目指す。

<豆伍心が資料を基に報告>

・令和4年産はJAでの検査時点で12%台の大豆もあり、乾燥調整を最低でも13.5%付近にすることは可能なのか。また、そのために収穫時期を早くすることは可能なのか。

⇒乾燥機の設定は例年と同じだが選別前の乾燥によって大粒・中粒大豆を高い水分率にすると小粒や未熟粒など水分を多く含んでいる大豆が乾かず15%以上になってしまうので調整は難しい。早く収穫しても葉の水分で汚泥粒になる可能性が高く、品質に影響してくるので難しい。

<環境ホルモン剤不使用の除草剤について>

・サターンバアロの在庫について現状は大丈夫であるが在庫が無くなり次第、終了の可能性がある。

⇒豆伍心で以前に東北の大豆栽培で使用される除草剤で環境ホルモン剤不使用の除草剤を見た記憶があるので再度確認し、JAグリーン近江竜王営農振興センター松居氏に報告・確認を行う予定。

<大豆新品種について>

・古い品種のフクユタカに変わって今後は「フクユタカA1号」という新しい品種が出てきている。成熟しても莢がはじけにくいので収穫ロスが少なく多収できる品種であるので滋賀での実績はないが今後フクユタカA1号に変わった時に豆伍心はどうするのか。

⇒品質、特性がほぼ同じであれば1度試作をしてからの判断となる。試作については今後、JAグリーン近江竜王営農振興センター松居氏と情報共有して適宜、相談・調整を行う。

・異常気象に悩まされ…昔だったら問題ない事も当たり前じゃなくなって来ているそんな近況に苦戦中…。

2024年3月4日大阪市中央公会堂にて生活クラブ生協大阪さん主催の第20回産直春のつどいに参加してきました

2024年3月4日大阪市中央公会堂にて生活クラブ生協大阪主催の第20回産直春のつどいに参加してきました。去年は規模を縮小して近畿圏内の生産者のみ参加での開催でしたが今年は6年振りに従来通りの春のつどいが開催され、参加した組合員・生産者もおおぜいで会場はとても活気にあふれていました。午前は生産者アピール、昼食をはさんで午後からは組合員とフリートークや食に関するクイズを組合員と生産者が一緒に考えたりしながら交流を深めました。生産者アピールでは伝えたいことはたくさんありましたが今回は弊社使用にがりの製造元である珠洲製塩の現状を報告させていただきました。当日の繰り返しになりますが今年の元旦に能登半島地震で被害に遭われた珠洲製塩ですが少しずつ製造再開に向けて動き出しています。珠洲製塩では塩・にがりづくりを諦めていません。食べることで珠洲製塩を応援していくことになるので皆さん豆伍心の豆腐・揚げを食べていきましょう!!ただ、生産者アピールでは話したいことが多すぎて結局自分の持ち時間をオーバーしちゃいました。毎年申し訳ないです。午後のフリートークでは後継者について各テーブルについた生産者が現状も交えて話をしていきました。私が付いたテーブルでは各生産者が主に世代交代をメーンに話されていました。豆伍心はというと今年度で18年となりますがまだまだ社員も若く、世代交代はまだ少し先の話ですがそれに向けての準備は必要という話をしました。今年の春のつどいは生産者アピールで珠洲製塩の話の他にもフリートーク中のクイズでは塩づくりに関するお題や、会う人すべての方が珠洲の現状を聞いてこられて消費材の原料の仕入れ先の事をとても心配してくれているのが伝わってきて有難いことだと感じました。弊社も今後はこの組合員の想いを珠洲製塩に伝えながら一緒にものづくりに携わっていきたいと感じています。とても楽しい時間でした。今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました!!(小西歩)

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2024年2月28日に生活クラブ大阪組合員さんに弊社工場の見学&学習会を行いました。

2024年2月28日に弊社工場の見学&学習会を行いました。今回は生活クラブ生活協同組合大阪:門真ブロック都島地区の川上さん、喜多さん、濱田さん、藤野さん、森田さん、中山さんの6名参加です。開催目的は委員研修と地区企画などで利用結集を図ることです。⇐ありがたいです!!がんばってください!

学習会の内容は①製造工程の説明・大豆倉庫と工場見学・うすあげの手揚げ体験 ②出来立て豆腐の試食 ③座学:弊社のこだわりや企業理念など ④天然にがりと硫酸カルシウムを使った凝固実験(食べ比べや市販品との違いを説明) ⑤懇親会・試食(豆乳入りお好み焼き・絹ごし豆腐の黒蜜きな粉がけ)となります。

今回も利用結集に繋げていくということで工場見学では消泡剤を使用していないからどんなところに手間を掛けているかなどを重点的に説明しました。懇親会・試食ではお好み焼きはもちろんのこと、絹ごし豆腐の黒蜜きな粉がけも美味しいと言って頂けました。豆腐も色んな食べ方でアプローチしてほしいので弊社ホームページにもたくさんレシピ掲載していますのでぜひ活用してください。また、雑談中に弊社の豆腐の価格の話になって380gでこの価格は安いと仰っていただきました。弊社も企業理念のもと、食べる人を豊かにするため、ここ近年あらゆる物価の高騰に直面しつつも企業努力で何とかがんばっています。ただ、これも食べてくれる人があっての話なのでぜひとも豆伍心の豆腐の優位性を伝えてもらって利用を増やして頂きたいです。今後ともよろしくお願いいたします。(小西歩)

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 2024年2月25日(日)に弊社にて生活クラブ京都エル・コープさんの職員対象に職員研修を行いました。

2024年2月25日(日)に弊社にて生活クラブ京都エル・コープの職員対象に職員研修を行いました。研修内容は普段、組合員に行っている学習会をベースにして①大豆倉庫・製造ライン見学②勉強会(弊社の製造に対してのこだわり)③天然にがりと硫酸カルシウムとの食べ比べ実験➃おすすめの食べ方紹介(薬味たっぷり冷奴のあつあつごま油がけ・うすあげの甘辛炒め)

 

今回はエル・コープにて春の拡大キャンペーンで弊社の絹ごしとうすあげを利用してくれるということで製造面では消泡剤を使用していないことでどれだけ手間が掛かっているのか、食べ比べ実験で多くの大豆の使用量と天然にがりを使用することで甘みがしっかりしている豆腐製造をしている点を重点的に説明させていただきました。食べ方紹介では簡単に出来るものを紹介しました。ぜひ、色々な食べ方があるので今回紹介したもの以外にも弊社ホームページレシピ等で検索して勧めていってもらえたらなと思います。

研修後、すぐにレポート作成を行って翌日には読ませていただきましたが参加された職員の拡大キャンペーンに向けた熱意も感じて弊社もそれに応えるようにおいしいと言ってもらえる豆腐・揚げ造りに努めていく意識も高まりました。忙しい業務の中、拡大キャンペーンに取り組むことになるかと思いますが今後も宜しくお願いします。(小西歩)

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2024年2月21日に弊社工場の見学&学習会を行いました(生活クラブ大阪さん)

・2024年2月21日に弊社工場の見学&学習会を行いました。今回は生活クラブ生活協同組合大阪:門真ブロック大東地区・城東地区の西村さん、山田さん、石川さん、原田さん、松尾さん、吉田さんの参加です。開催目的は研修で学んだことを地区企画などで多くの組合員に伝えていくことです。

学習会の内容は①製造工程の説明・大豆倉庫と工場見学・うすあげの手揚げ体験 ②出来立て豆腐の試食 ③座学:弊社のこだわりや企業理念など ④天然にがりと硫酸カルシウムを使った凝固実験(食べ比べや市販品との違いを説明) ⑤懇親会・試食(豆乳入りお好み焼き・絹ごし豆腐の黒蜜きな粉がけ)となります。今回は前述した通り、今後の地区活動に活かしてもらえるように市販品との違う点(消泡剤不使用)で豆腐・揚げ製造でどれだけ手間が掛かっているのかというところを重点的に説明させていただきました。豆腐製造では時間を掛けて釜炊きや泡取り、揚げでは手揚げ体験を通して添加物不使用で油揚げを伸ばすのにどれだけの手間と時間を掛けているのかを知ってもらえたと感じています。参加された組合員さん全員が豆伍心に来るのは今回が初めてということで豆腐製造の見学は興味深く、手揚げ体験ではどんどん生地が伸びていくところを見て大興奮してくれました。座学でも真剣に話を聞いてくれて私もとても有意義な時間を過ごせました。これからも弊社に来たことのない組合員さんにどんどん来てもらって多くの組合員さんに弊社の事を情報発信してもらって利用拡大に繋がればと思います。今後もよろしくお願いします。ありがとうございました。(小西歩)

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2023年11月10日に豆腐・揚げの主原料となるにがりを製造している石川県珠洲市にある珠洲製塩へ訪問にいってきました。

2023年11月10日に豆腐・揚げの主原料となるにがりを製造している石川県珠洲市にある珠洲製塩へ訪問にいってきました。コロナ禍もありなかなか行けなかったのですが、落ち着いてきたので前回より4年ぶりの訪問になります。山岸社長は御年87歳になりますが現役です。4年前は従業員8名でしたが、現在は将来の塩、にがりの製造の担い手となる若い製造員を含め、10名で製造、販売をしています。弊社のにがりは、珠洲製塩で通常の販売しているものより3倍濃縮された液体の特製にがりを使用しています。この特製にがりの開発当初は、にがりは塩の副産物で希少価値が少なく当時は処分するしかなかったそうです。そうした中でどうにかならないかと希少価値をつけるために試行錯誤を繰り返してできたのが特製にがりで、ここまで濃縮されたにがりは他ではありません。また、特製にがりは、豆腐等の製造が難しく、近年、使いやすいにがりの需要が多くなるなかこだわりを持って製造しています.そのこだわりとは、珠洲製塩の塩はにがり成分の含んだ塩を製造しています。「にがりなしでは美味しい塩はできない」との信念を持って昔ながらの製法にこだわり、塩作りをしています。この製法から出来たにがりからさらに濃縮された特製にがりは海のミネラルが多く含まれています。ものづくりの職人魂を感じるお話を聞かして頂きました。私達もこの思いを受けて共感し、引き続きこの特製にがりを使用して美味しい豆腐・揚げつくりに励んでいきます。

今後ともよろしくお願いいたします。(本田拓司)

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