・2018年7月25日滋賀県竜王町へ平成30年産フクユタカの播種見学を行いました。当日は日差しが強く外で立っているだけで汗が出てくる暑さの中、グリーン近江竜王支店の伴さんに①村田さん圃場&播種見学、②播種後の圃場確認として小口農業生産倶楽部、松瀬さん、田村さん、竹山さん(圃場&乾燥施設)を案内説明して頂きました。村田さんの圃場では竜王町稲作経営者研究会の他のメンバーの播種の状況を聞くことが出来ました。 6月末から7月初旬の雨でコトユタカの播種が遅れたことからフクユタカの播種が遅れた方もいましたが7月中旬は雨もなく、天候も良い日が続いていることから作業は順調に進んでいるようで村田さんも7月いっぱいで播種を終わらせたいなぁとおっしゃっていました。今年は連日の異常なくらいの猛暑の為、土がカラッとしていて播種をする状況としては種が土にしっかりと入るのが最適らしく、村田さんが運転するトラクターも土煙を上げていて「普段はこうはならない、それくらい土が乾燥している」とのことでこの後の発芽にも期待が持てそうです。この後に少し土が湿るくらい雨が降ってくれればということですがこればかりはそうなってくれるよう祈るばかりです。その後は播種後の圃場を順番に見ていき、最初の方に播種をした圃場では1列にきれいに並んで芽が出てきている光景を見ながらこの後も順調に育ってくれ~!!という想いで大阪に帰りました。
フクユタカの栽培面積は播種前の予定では6138aではありますがコトユタカが雨で播種できなかった圃場にフクユタカを播種するなど集計できていない部分もあり7000aは超えるということで例年通りくらいの面積にはなってくれそうです。あとは今後の天候やヨトウムシの被害等で品質、収量低下にならなければ良いのですが・・・。また次回の育成状況の確認(9月下旬~10月上旬)で訪問させて頂く予定です。