2018年8月23日、24日に新潟県阿賀野市にあるJAささかみにてBMW技術協会主催の「第17回BMW技術基礎セミナー」に参加してきました。今回は新潟BM自然塾の「新潟BM自然塾・第9回学習会」と共同で行われ、1日目は今年の2月の第16回BMW基礎セミナーにおいて、4月1日の「種子法」廃止に伴い、「種子」や種子法廃止法案の背景などについて学びましたが引き続き、食の源である「種子」について学ぶということで「種子(たね)-みんなのもの?それとも企業の所有物?」の上映会が行われました。映画の内容は1粒の種子から始まった農業や豊かな食文化でしたが緑の革命(高収入品種の導入や、化学肥料の大量投入によって穀物の生産性が向上し、穀物の大量増産を達成したこと)以降、工業化された大規模農業が推進され、種子は知的所有権の対象となり、グローバル企業による支配が進められてきました。2010年以降ラテンアメリカでは農民による種子の保存が禁じられ、毎回企業から種子を買わなければならなくする「モンサント法」が出てきて農民を先頭に、先住民族や市民、様々な人が声を上げ反対運動を起こした「種子」を守るための活動を描いたドキュメンタリー作品になっています。種子法廃止によって起こる影響は農家だけでなく、食べる人や私たちのような実需者などすべての人に関わってくる問題なのでまずこのようなことを知る、学ぶことが大切と感じました。上映後は意見交換でパネラーに謙信の郷・峰村さん、金谷さん、ささかみの石塚さん、江口さん、伊藤幸蔵理事長からの活発な発言が飛び交い、会場からも様々な意見で盛り上がりました。その後は「俺の稲!」と題した稲の品評会があり、新潟BM自然塾の方や、セミナーに参加した米農家の方の稲が並び意見交換をしました。同じ品種でも稲の長さや太さに違いがあり地域によっての違いを感じましたがセミナーに参加した農家の方々は揃って今年は水不足とのことで自然を相手にする厳しさも感じました。2日目は現地視察として笹神ゆうきセンター、石塚さん、江口さん、青木さんの圃場視察と田んぼの除草機見学をさせてもらいました。3人とも有機栽培の圃場ということで草取りに手間がかかるのですがささかみでは田んぼに入らない除草機を開発し、「パーマン2号」という名前でチェーン除草に釣り竿と電動リールを使用して田んぼに入る手間を省く画期的なものでそのアイデアに感心しました。有機栽培をすることで問題、課題もあると思いますがそれらをこの除草機のように色々楽しく考えながら仕事に取り組む姿勢に刺激を受けました。ありがとうございました。(小西歩)
・2018年8月10日西宮市立中央公民館で生活クラブ都市生活さん主催の「夏休み食育スクール」に参加しました。もちろんテーマは「豆腐づくり」で国産大豆から豆乳を作って、海水からとれたにがりを加えたら豆腐ができます。シンプルなのに美味しい。シンプルだから美味しい。という事を大人だけでなく子供に伝え・知って・学んでもらう事が目的です!!例えば、大豆から作られる豆腐・味噌・納豆・醤油・きな粉等、また品種は違えど「枝豆」とはどのタイミングの育成大豆なのか?様々なテーマをもとに原材料を知り、色々な繋がり・関係性を知る大切さを学ぶ機会でもありました!!近年、便利な時代の背景に「食」への関心も無くなってきていると私は考えています。今回の様な企画が少しでも「食」への関心に繋がり「食卓」を含め楽しくなる事を切に願っています♪♪私もとても良い刺激を受けました!!ありがとうございます♪♪
・2018年7月28日に弊社工場見学&学習会を行いました。今回は生活クラブ生活協同組合大阪:豊能ブロック箕面支部箕面西地区:三浦さん 山鳥さん 岡野さん 宇野さん 西野さん の参加です。主な目的は添加物のない、かつ美味しい豆腐の作り方を見学し、消費材利用に繋げる。②豆腐の食べ方を学ぶ。
・今回の学習会内容については①製造工程について②工場見学(絹ごし製造)・うすあげ手揚げ体験③事務所にてできたて絹ごしの試食④大豆倉庫見学⑤企業理念・凝固実験(天然にがりと硫酸カルシウムの食べ比べ実験)・大豆・にがりや市販品との違いについての説明等⑤懇親会&試食(豆乳スープ・うす揚げのピザ風焼き・豆乳入りお好み焼き)です。
・今回は土曜日という事もあり、豆乳~豆腐製造までの見学がたくさん見る事ができませんでしたが、うす揚げ体験や凝固実験試食では皆さん驚き!!と発見!!があり、熱心に取組んで頂きました。また、懇親会では消費材の食べ方・使用方法等色々と情報交換もあり、とても有意義な1日になりました。今後も新たな発見を目指して利用を繋げて下さい♪♪
・2018年7月25日に生活クラブ大阪:豊能支所で豆腐学習会を行いました。組合員さんだけでなくゲストさん参加もあり、少しでも多くの方に弊社のこだわりや優位性を知ってもらい利用に繋げていきたいと考えています。今回は、天然にがりと硫酸カルシウムの食べ比べをメインに原材料のこだわりも含めお話させて頂きました。理事の方からも豆腐・揚げを利用する事は大豆やにがり(塩)生産者等との繋がり・背景の大切さもあり、もちろん弊社の存続にも繋がる事を伝えてくれました!!原料・製造にこだわる事の理由を知ってもらい、その様な環境を支えていくことの大事さを理解して頂けたと考えています。試食タイムでは、うす揚げのピザ風焼きがありとても香ばしく油臭くない(油抜きしなくても大丈夫!!)美味しさになっていました!!ごちそうさまでした♪♪最後にアンケートも拝見させて頂き、率直な意見・感想で感謝しています。もっともっと豆伍心の製品向上・安定を目指し、市販品との違いを見せていきたいと考えています。今後ともよろしくお願いいたします。
・2018年7月25日滋賀県竜王町へ平成30年産フクユタカの播種見学を行いました。当日は日差しが強く外で立っているだけで汗が出てくる暑さの中、グリーン近江竜王支店の伴さんに①村田さん圃場&播種見学、②播種後の圃場確認として小口農業生産倶楽部、松瀬さん、田村さん、竹山さん(圃場&乾燥施設)を案内説明して頂きました。村田さんの圃場では竜王町稲作経営者研究会の他のメンバーの播種の状況を聞くことが出来ました。 6月末から7月初旬の雨でコトユタカの播種が遅れたことからフクユタカの播種が遅れた方もいましたが7月中旬は雨もなく、天候も良い日が続いていることから作業は順調に進んでいるようで村田さんも7月いっぱいで播種を終わらせたいなぁとおっしゃっていました。今年は連日の異常なくらいの猛暑の為、土がカラッとしていて播種をする状況としては種が土にしっかりと入るのが最適らしく、村田さんが運転するトラクターも土煙を上げていて「普段はこうはならない、それくらい土が乾燥している」とのことでこの後の発芽にも期待が持てそうです。この後に少し土が湿るくらい雨が降ってくれればということですがこればかりはそうなってくれるよう祈るばかりです。その後は播種後の圃場を順番に見ていき、最初の方に播種をした圃場では1列にきれいに並んで芽が出てきている光景を見ながらこの後も順調に育ってくれ~!!という想いで大阪に帰りました。
フクユタカの栽培面積は播種前の予定では6138aではありますがコトユタカが雨で播種できなかった圃場にフクユタカを播種するなど集計できていない部分もあり7000aは超えるということで例年通りくらいの面積にはなってくれそうです。あとは今後の天候やヨトウムシの被害等で品質、収量低下にならなければ良いのですが・・・。また次回の育成状況の確認(9月下旬~10月上旬)で訪問させて頂く予定です。
・2018年7月5日開催、箕面支部のつどい「豆腐づくり体験」に参加しました。(生産者交流会「豆伍心」)主な目的はブロック独自利用結集材の豆腐について生産者から直接聞くことにより、優位性を知って利用につなげる。新年度の早い時期に委員研修の場として開催し、これから各地区で利用結集に取組む。
今回のメインは各テーブル毎で天然にがりと硫酸カルシウムを1つずつ手合わせで作り、その後食べ比べ(同じ豆乳)を行いました。各テーブル天然にがりについては凝固の仕方がまちまちでしたが、問題も無く「大豆」だけでなく「天然にがり」についてもとても大事だとわかってもらえました!!残りの時間で弊社のこだわり製造・主原材料(大豆・にがり・油)等少しでしたがお話する事ができました。ありがとうございます♪♪最後に沢山のレシピ試食もありどれもこれもとても美味しく頂きました!!ご馳走様でした♪♪※当日は大雨の中たくさんの方に参加して頂き本当に感謝しています。一人でも多くの方に弊社の優位性を知ってもらい仲間を増やしていきましょう!!宜しくお願い致します。