・2016年9月8日(木)に㈱豆伍心設立10周年記念式典をさせて頂きました。大勢の生協関係者様や取引関係者様に出席・祝福して頂きとても幸せでした。また、私達を支えて頂いている皆様方にも感謝しております。本当有り難うございます‼本来ならもっと感謝の意ををお伝えすべきですが簡略させて頂き、㈱豆伍心 代表取締役 生田喜和 10周年式典書 ~ご挨拶文~を記載させて頂きます。
~ご挨拶文~
この9月で私たち㈱豆伍心は設立10年を迎える事が出来ました。これも今日お集り頂いたみなさま方のお陰だと思っています。そこで感謝の意をこめて本日の宴をもうけさせて頂きました。ご参集いただき本当にありがとうございました。
さて、小泉「改革」が経済のグローバル化と言われる市場原理をもとでの自由競争、優勝劣敗、弱肉強食によって、格差社会が過度に進行し、正規社員から契約社員へ向かわせ、ぎすぎすした社会に変貌してしまいました。それまでの非常に穏やかな戦後の日本社会を支えてきた企業の日本型経営の崩壊・変貌の軌跡と一にしています。社会主義が崩壊する中、最も社会主義的に成功したのが戦後日本・皆が安定して暮らしていける経済・冨の分配をできるだけ公平な経済、今、改めて企業運営に携わる者として、振り返る時だと考えています。
当社はモノ創りの企業です。主体として働く社員が誰のために何を作りたいかが最大のテーマとなります。本来の原初的な生活の一部である「働き」が家庭の暮らしの場から、職場に移動しただけのこととして考えていきたいと思います。
従って、自らの家族が食べるモノとして豆腐を作るこころ。それが本当に難しいことだと実感しています。個食化社会のなかで、社会の波に流されず、ありたい「社会」も想像しながら、味・価格・安全性をカタチにしていかなければなりません。
しかし、この「働き」は当然「生活」の一部でもあるわけですから、働き甲斐も含めて楽しいものでなくてはなりません。自ら生産したモノが予定したモノになっているのか、食べるひと(社会)に役だっているのか、お客さんに食べて頂いたその結果として、私たちの暮らしがあるのだと実感できるようになりたいと思います。
そのためには原料大豆は言うまでもなく、にがり・油や包装資材等の安定供給と機械についてはメンテが必須です。機械は予備機械をもつこともできず、メンテはそのスピードが命であり、機械の管理技術の協力が必須です。
これらのご協力を頂きながら、これからの次の10年を踏み出していきます。
以下、当社の経営についての考え方に基づき、頑張っていきますので、ご協力の程宜しくお願いいたします。
第一に.お客様を大切にする
食べる人達の暮らしを豊かにする
第二に社員を大切にする
終身雇用制
家族が安定して暮らせる年功序列制(一定の評価制をもちながらも)
のもと
自分達の会社・自分達の仕事・創意工夫をこらしお客様の役に立つ楽しい 仕事と職場造り
第三に株主を大切にする
売れて事業に貢献し、場合によっては配当を行う