・2015年11月13日・14日に北海道札幌市シャトレーゼ・ガトーキングダム・サッポロにてBMW技術協会主催:第25回BMW技術全国交流会に参加しました。今年は「いま問い直す、持続可能な農業」をテーマとして掲げ、1日目は全国交流会実行委員長の石澤元勝氏より開会の挨拶、韓国BM協会理事の曺喜夫(チョウ ヒブ)氏より歓迎の挨拶から始まりました。そして基調講演としてBMW技術協会理事長・米沢郷牧場グループ代表の伊藤幸蔵氏より「BMW技術の基礎・BMW技術協会活動報告」、岡山大学・地球物質科学研究センター准教授の奥地拓生氏より「地球、生命、日本列島の歴史と岩石・水、BMW技術」、根釧みどりの会・マイペース酪農交流会の三友盛行氏より「いま問い直す、持続可能な農業」があり、最後に前パルシステム連合会理事長・BMW技術協会相談役の山本伸司氏から1日目総括で終了しました。
2日目はやまなし自然塾の向山洋平氏より開会の挨拶があり、BMW技術協会事務局長の秋山澄兄氏よりBMW技術普及状況の報告、生物活性水を使用した実験や活用事例報告として生活クラブ大阪・環境委員会の文野裕子氏、山本登志子氏より「暮らしの中のBMW技術」、ファーマーズ・クラブ雪月花の市川智氏より「生物活性水を使用した実験報告・水稲」、同じくファーマーズ・クラブ雪月花の田村昌之氏より「花きの水揚げ及び、日持ちに与える影響についての検証」、茨城BM自然塾の市毛裕司氏より「小松菜栽培における生物活性水と堆肥の使用実験」、米沢郷牧場グループ森谷安兵衛氏より「デラウェアのジベレリン処理の実験」、やまなし自然塾の向山洋平氏より「微細藻類バイオマス培養生物活性水の生産」、山梨大学教授の御園生拓氏より「生物活性水を科学する・有機果樹栽培の実験について」の発表があり、最後に夢産地とさやま開発公社の山本優作氏より2日目総括、ファーマーズ・クラブ雪月花の田村昌之氏より閉会の挨拶で終了しました。
今回の基調講演ではBMW技術の基本的な部分からTPPを踏まえた農業の現状、北海道での岩石、ミネラルについての話が聞くことができ、事例発表では活性水を使用して品質向上や薬剤の低減といったものづくりにかける想いと農業だけでなく生活の中でのBMW技術の活用方法など聞くことができ新鮮に感じました。今回の交流会テーマから「持続可能な世界・農業」をあらためて見つめ直し、現在の農業、社会を「問い直す」ような交流会になり、私も未熟ですが「ものづくり」に対して見つめ直す良い機会となりました。(小西 歩)