・2021年4月29日(偶然肉の日♪♪)、㈱生活クラブ関西・ミートさんに学習会を行って頂きました!!主な目的は生活クラブさんで大人気のお肉の勉強です♪♪
当日、吉見専務さんがお肉製造のこだわりだけでなく、「ものづくり」への情熱・考え方(豚・牛生産者との関り合い)等、弊社豆腐・揚げ製造に通ずるところが
多々あり、そのお話を聞いて納得&反省をする自分がいて改めて豆伍心と自分の存在意義を考える事ができました。
朝早くから昼過ぎまでご丁寧にご対応して頂き、更にお昼ご飯もお弁当と焼き立ての褐毛和牛を美味しいくいただいて超~満腹♪満足♪♪
本当にご対応等ありがとうございました!!
<学習会まとめ&感想>
・生産者としてのこだわり・伝え方など勉強させてもらいました。生肉を出荷するために様々な方法・作業を行っている。
・生産者から関西ミートさんまで中間業者を経由しないため屠畜してから豚は2日、あか牛は4~9日の 最短ルートで入荷し鮮度を落とさない。
・ミートセンターから物流センターまでの庫内温度とパック肉の温度の徹底・肉の菌数を増やさない。
・関西ミートさんに入荷してすぐ102~103ある菌を増やさないように13~14℃に設定された室内で0℃に温度管理されたお肉を30分以内で処理を行う。
・また、手指表面の拭き取り検査も抜き打ちで行っている。
・フレッシュパック 空気を通さないトレーやフイルムを使用しパック内に炭酸ガス20%、酸素80%を充填し品質を保つ。
・炭酸ガスが肉の水分と結合し菌の増殖を抑制する。 酸素が肉色を鮮やかにする。2つの相乗効果で鮮度を長持ちさせている。
・お肉へのこだわり(安心安全でおいしいものを)
・配合飼料には非遺伝子組み換えの作物を一切使用しない。
・また、抗生物質や成長ホルモンなども投与せず手間をおしまず肥育してもらっている。
・ストレスを極力かけずに肥育することで病気にかかりにくい健康な状態で育つことができ、それがお肉のおいしさにもつながっている・肉骨粉を配合飼料に入れない。
・狂牛病の流行した時でも関西ミートさんの牛肉は前年比の売り上げは100%を推移していた。
・関西ミートさんまでの輸送では、牽引車は使用しない。牽引車は、普通のトラックに比べバウンドしたときに2回バウンドしてしまうためドリップが出やすくなる。
・ドリップはうまみ成分や栄養素も含まれており、出ることにより味が落ちる。(それを防ぐために極力トラック輸送をお願いしているようです。)
・豚は人間と同じ病原体があり共通の感染症が移りやすい、そのためリンパ腺は排除する。
・リンパ腺は加熱処理を行えば食べられるが、安全のため排除する 豚1頭あたり500gほどのリンパ腺がある。
・あか牛や豚は育成状況を見ながら出荷基準になるまで育成する。
・生産効率だけを考えれば、決まった月日で出荷することがえさ代もかからず望ましいが 育成状況が良くないのに出荷することはしないように生産者との交流を深めている。
・まとめ今回勉強会を行って頂いて感じたことは、生産者との取り組みや生肉へのこだわり1頭買いによる部位バランスを40年間の蓄積されてきたデータにより極力在庫ゼロにするなど安心安全でよりおいしいものを追究する熱意を強く感じました。 吉見専務の「豆さんが今、当然としてやってきていることは、内もそうやけど、世間では普通ではない。自信をもっていき」と言われたことで私たち自身に自信をつけさせてもらったように感じます 今後はその自信を糧に頑張っていきたいと思います。
<奧原 大樹>