・2017年12月19日、滋賀県竜王町へ29年度産フクユタカ大豆収穫の見学&確認を行いました。今年は昨年より作付け面積の減少と大型台風の直撃により収穫数量等の懸念がありました。当初、作付け面積減少分についてはさや付き増量を期待していましたが、今年も昨年同様レベルで台風被害についてもフクユタカ大豆だけで言えば3㌶分の損失がありました。(約150本:1袋:30㎏)しかも、未だに未解決という事で農家の方にとっても、とても深刻な問題になっています。
・今回、訪問させて頂いた時は丁度大粒:3等になり水分率についても13.7%~12.7%と今年もまたバラついた結果になるなと感じています。乾燥調整では14%設定でも乾燥後の選別になる為、大豆粒の大きさのバラつきが水分乾燥のバラつきに繋がっています。弊社では、大豆を収穫してから1年サイクルで大豆を使用する事をふまえ、乾燥機での過乾燥にならないように竜王町稲作経営者研究会の皆様にお願いしています。(1年通して美味しい豆腐・揚げを製造する為)もちろん、弊社でも大豆劣化・カビ等の品質を維持する為に、大豆問屋管轄倉庫は米倉庫同様レベルの低温倉庫で管理しています。そして、今後の改善・対策の為に1年間の大豆水分率低下移行を調べ竜王町稲作経営者研究会の皆様と協議及び取組みを毎年行っています。ちなみに28年度産から40本に1つ水分率の記録を袋にお願いして、更に弊社で品質の追求を行っていきます。(前回より大幅に増やす。)今後とも竜王町稲作経営者研究会さん及びグリーン近江竜王町農協さんと弊社大豆問屋協力のもと少しでも美味しく・安全な豆腐・揚げ製造を目指していきます!!